本郷キャンパスには銀杏並木があって、その先に安田講堂がそびえている。みずほフィナンシャルグループの源流のひとつである安田財閥創始者・安田善次郎の寄付によって建てられた講堂だ。正式名称は東京大学大講堂。安田善次郎が「名声を得るために寄付するのではなく、陰徳でなくてはならない」と匿名で寄付していため、生前は安田善次郎の寄付とは知られていなかったのだという。
訪れたのは、ちょうど銀杏の葉が色づいているときだった。地面に落ちた銀杏の葉が絨毯を作っていた。この光景はまさに秋真っ盛りというイメージにぴったりだった。並木道ではこの光景をキャンバスに収めようと、日曜画家たちがいそいそと筆を動かしている。イーゼルの上に置かれたキャンバスの中を覗いてみると、現実世界と同じように季節の華やぎが描かれていた。
2017年7月 町角 東京 | |
キャンバス 銀杏 本郷 葉 画家 木 黄色 |
No
10213
撮影年月
2016年12月
投稿日
2017年07月15日
更新日
2023年08月15日
撮影場所
本郷 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA