絵画館近くには銀杏並木がある。秋には色づいた葉を見るために大勢の人がここを訪れる。でも、僕が赴いた時は既に冬だった。銀杏の葉は全て落ちてしまっていて、木々に残っている葉は無い。真っ裸になった銀杏の木々は寒そうに見える。それでも、真っ直ぐに伸びている木は虚勢を張っているようだ。
道を歩いている人もいなくて、並木道全体が寂しげな雰囲気に包まれていた。視界に入ってくるのは、路面に伸びる長い影と落ちて弱々しくなった銀杏の葉っぱだけだった。
2005年12月 町角 東京 | |
青山 並木道 銀杏 葉 |
No
285
撮影年月
2005年12月
投稿日
2005年12月31日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
神宮外苑 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V