境内の日陰では大勢の人が寛いでいた。ほとんどは年配の人だ。何かエキサイティングなものがある訳でもなく、あるのは静けさだけだ。ここは老人の憩いの場としても機能しているようだ。
そんな人たちを見ていると、ひとりの男性が突如立ち上がった。背伸びをしながら腰に手を当てている。日陰の中で動いているのはこの男性だけだった。家に帰る時間が来たのかもしれない。でも、その他大勢の老人たちは何事もなかったかのように引き続き寛いでいた。
2005年10月 人びと 東京 | |
西新井 老人 境内 寺院 |
No
214
撮影年月
2005年9月
投稿日
2005年10月22日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
西新井 / 東京
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V