この氷川神社の境内も誰もおらず静まり返っていた。この調子だと、ここに祀られている神様も暇を持て余しているに違いない。周りの住宅街からの音も無く、聞こえてくるのは小鳥のさえずりばかりだった。そんな境内の一角に手水舎が建っていた。銅板ぶきの手水舎だ。でも、その色はくすんでいた。
手水舎の脇には喫煙場所が設けられていて、男がベンチに腰を下ろして紫煙をくゆらしていた。ここは静かだ。誰にも邪魔されずに静かにひと時を過ごすには格好の場所に違いない。
2017年11月 人びと 東京 | |
境内 千住 神社 喫煙 |
No
10345
撮影年月
2017年8月
投稿日
2017年11月12日
更新日
2024年05月12日
撮影場所
千住 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA