本堂に入って行くと、恰幅の良い僧侶が立っているのが見えた。袈裟を纏った僧侶は、ちょうど厄除けの祈祷をしているところのようだった。眉間に皺を寄せながら、目を閉じている。そして、右手には錫杖が握られていた。
僧侶の太い声が周囲に響き渡っている。なんだか御利益の有りそうな声量だ。まあ、宗教なんて鰯の頭も信心からだから、あると思えば御利益があるのだろう。実際に御利益があるかどうかは関係なく、人びとに安心感を与えるのが宗教家の勤めだろう。
2005年10月 人びと 東京 | |
袈裟 僧侶 西新井 祈る |
No
212
撮影年月
2005年9月
投稿日
2005年10月20日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
西新井 / 東京
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V