ホテルニューオータニ(東京)
ホテルニューオータニが建っている敷地はかつて大名屋敷だった場所で大名庭園を利用した庭園がある
四谷(東京)
聖イグナチオ教会では日本語以外の幾つもの言語でもミサが行われる
西新宿(東京)
いまだに車で新宿駅西口にあるロータリーへの行き方がわからない
温暖化の影響なのか、最も過ごしやすい季節である春の期間が年々短くなっている気がしてならない
三軒茶屋(東京)
三軒茶屋は3軒の茶屋があったからこの地名になったのだという
汐留(東京)
音を立てずにビルとビルの間を走るゆりかもめを見ていると、なんだか近未来にやって来たような気がする
浜離宮庭園(東京)
浜離宮を歩いていると、常に視界のどこかに高層ビルが入ってくる
高層ビルが見えるものの、浜離宮庭園には都会の喧騒は入ってこない
浜離宮は銀座からほど近いので、ふらっと訪れるにはいい場所にある
日本橋高島屋(東京)
老舗百貨店の前の歩道は、店内と同じように閑散としていた
東京日本橋タワー(東京)
高層ビルのエレベーターホールは薄暗く、行き先を示す階数だけが不気味に光っていた
靖国神社(東京)
目上の方のお宅を訪問するような気持ちで、一礼してからくぐるのが鳥居の丁寧なくぐり方だ
小田急サザンタワー(東京)
空いていて穏やかな雰囲気で、読書するのに良い喫茶店を新宿で見つけるのは難しい
小田急サザンタワーは新宿駅のすぐ横に建っているのに人びとの導線からは外れている
新宿(東京)
新宿はその字面に「宿」の字を含んでいることが示す通り、甲州街道の宿場町のひとつだった
気が付くと広くなった歩道の端に小さな宝くじを売る小屋が出現していた
ここで演説する人は多いけれど、それに興味を示す人は多くはない
中目黒(東京)
野生の白鷺にとって、いくら眺めても腹の足しにならない桜は心惹かれないものなのだろう
宮野古民家自然園(東京)
宮野古民家自然園は竹を売って成した財で建てられた古民家だ
KKRホテル東京(東京)
KKRと聞くと宗教じみていて怪しい団体のような気がするけれど、国家公務員共済組合連合会のことだ
初台(東京)
読書する人のための喫茶店は、世間話をするのも許されない
丸の内(東京)
自動車が走っていない道路でも律儀に信号が青に変わるのを待つ日本人は律儀すぎるのだそうだ
武蔵小山(東京)
地上で道路が直角に交差しているのと同じように上空では電線が直角に交差していた
銀座(東京)
中の様子が見えそうで見えず、人影が動いているのがなんとなくわかるだけなのはチラリズムだ
愛宕神社(東京)
急峻な出世の石段を登ると出世できると信じられている
円融寺(東京)
参道の真ん中にお座りしていた犬は、まるで参道を邪悪なものから護る狛犬のようだった
円融寺の仁王門にいくつもの草履がぶらさがっていた
新橋駅(東京)
暗闇の中で煌々と輝くニュー新橋ビルに掲げられた看板は、矛盾を抱えながらも働くサラリーマンを睥睨していた
新橋駅のこちらとあちらのプラットホームにひとりずつ立っていた
夕暮れ時の新橋駅ではそれぞれが誰かと話すわけでもなく、無言で電車が来るのを待っていた
港区立郷土歴史館(東京)
港区立歴史郷土館には資料を展示している場所とは別にカフェも設けられている
港区立郷土歴史館は展示物もいいけれど、80年ほど前に建てられた建物自体がいい
港区立郷土歴史館の立派な建物は、もともと1938年に国立公衆衛生院として建造されたものだ
二葉フードセンター(東京)
昔ながらのスーパーマーケットに来ると、東南アジアのどこかにある市場にやって来たような気になる
黒田記念館(東京)
黒田記念館で展示されていたのは黒田清輝のフランス留学時代の師匠だったラファエル・コランの作品ばかりだった
寛永寺(東京)
寛永寺は江戸の鬼門を護ために建立された寺院だ
お彼岸に先祖のお墓参りをするのは、もともとの仏教の習慣ではない
浄名院(東京)
浄名院の境内に数え切れないくらい多くの地蔵菩薩が置かれている
日暮里(東京)
日溜まりの中をベビーカーが瞬く間に横切っていった
目黒駅(東京)
スマホを見ているわけでもないのにサラリーマンが俯いて電車を待っていた
神奈川
東京
奈良
埼玉
茨城
栃木