シルエットが浜離宮の潮入の池に浮かぶ小島の上を歩いていた

東京にある浜離宮恩賜庭園で撮影
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久しぶりに浜離宮恩賜庭園を訪れた。ここはもともと第4代将軍家綱の弟である松平綱重の大名屋敷だったところだ。その後は将軍の別邸になったりして、今に至っている。しばらく来ないうちに、ここはすっかり東京の観光名所になっているようで、園内には大勢の外国人旅行者の姿が見える。銀座からほど近いので、ふらっと訪れるにはいい場所にあるのだろう。

浜離宮の見どころはなんと言っても潮入の池だ。池の水に海水を導いて、潮の満ち引きによって池の趣を変えるようになっている。そうはいっても、僕は満ち引きで池の周囲の雰囲気が変わったと感じたことはないけれど。

趣が変わるかどうかはさて置き、大きな池の中に小島が浮かんでいる景色には心惹かれる。潮入の池にはふたつの小島が浮かんでいて、橋で岸と結ばれているのだ。写真の小島はそのひとつだ。僕は岸に立って、橋と小島の上を行き来する人たちをぼんやりと眺めていた。視界に現れた人たちはシルエットになっていて、眺めていると影絵でも見ているような気分になれる。

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2019年10月 町角 東京
庭園 浜離宮恩賜庭園 シルエット

PHOTO DATA

No

11239

撮影年月

2019年5月

投稿日

2019年10月16日

更新日

2022年02月13日

撮影場所

浜離宮恩賜庭園 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

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