目黒駅のサラリーマン

俯いて電車を待つサラリーマン
東京の目黒駅で撮影 オザワテツ

サラリーマンは俯いて電車が来るのを待っていた

目黒駅のプラットホームへと降り立った。この日は平日で僕は仕事に行かねばならない。混雑したラッシュアワーを避けるために、僕はいつも普通の人よりも朝早く家を出る。この日もそうだった。早朝の駅は空いている。でも、僕と同じように考える人はいるもので、プラットホームのあちらこちらに出勤途中の人がいるのだった。

その中にひとりのサラリーマンもいた。ビシッとスーツを着たサラリーマンはちょっと俯いて電車が来るのを待っていた。スマホが普及してからというもの、町中で猫背になっている人を見かけることが多くなった。誰もが歩きながらでさえスマホを見るために猫背になっているのだ。世の中スマホ中毒のひとばかりだ。

最初はサラリーマンの男もスマホを見ているのだと思った。けれど、男の両手はポケットの中に入っている。男はただ単に俯いているだけだった。そう思ってサラリーマンを改めて見てみると、俄然仕事に行きたくない雰囲気が伝わってくるような気がした。もっとも、僕が仕事に行きたくないからだけかも知れないけれど。

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目黒駅ってどこ?

PHOTO DATA

No

11200

撮影年月

2019年1月

投稿日

2019年09月19日

撮影場所

目黒 / 東京

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

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