茶葉を売る茶行が密集しているエリアから10分くらい歩くと寧夏路夜市に辿り着く。歩いていると、気がついた時には着いているような距離だ。台湾には台北以外も含め、幾つもの夜市が存在していて、どれもこれもが観光名所になっている。屋台が路上にずらっと並んでいる雰囲気は日本の縁日を思い起こさせる。
日本の縁日との大きな違いは、日本では屋台が出るのはお祭りの時だけだけど、台湾の夜市は屋台と言っても常設であること。ほぼ毎日屋台が出て賑わっているのだ。いっそのこと商店街にしてしまう方が良いのではないかと思ってしまう。
深く考えないでやって来たので、寧夏路夜市の屋台はまだ営業していなかった。夜市の真ん中を貫く通路も閑散としている。歩いていると、お母さんと幼い女の子がいた。お母さんは夜市で働く人をつかまえて何かを訊いている。道にでも迷ったのだろうか。お母さんが尋ねている間ずっと、幼い女の子はお母さんの服をしっかりと掴んでいた。
2019年11月 人びと 台湾 | |
夜市 親子 ポニーテール 台北 |
No
11295
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月25日
更新日
2023年09月29日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85