町を歩いていると、夜の帳が下りてきた。夜市に向かうのにちょうどいい時間になっていた。そこで、僕は寧夏夜市という夜市にやって来たのだった。夜市が開かれている通り自体には、街頭があまりなく薄暗い。でも、煌々と明かりを点けた屋台が薄暗い通りに立ち並んでいた。その様子はまるで、暗闇の中に咲く花のようだった。
数多くある屋台の中にはたこ焼きを売っているお店もあった。これは中国料理ではなくて、日本のオリジナルだろう。もっとも、夜市では寿司なども売られているので、日本の食べ物が並んでいても不思議ではない。ここでもたこ焼きが一般的な食べ物なのかどうかは分からない。でも、僕が知らないうちに、たこ焼きはしっかりと海を渡っていたのだった。
2017年6月 食べ物 台湾 | |
食べ物の屋台 市場 台北 |
No
10166
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年06月05日
更新日
2023年09月09日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA