坊主頭の男は市場の屋台で働いていた。店先には多くのバットが並んでいて、お惣菜が山盛りになっている。男はそこでお惣菜を販売しているのだった。「安いよ、旨いよ」とでも言っているのだろう。大きな声で売り文句を叫びながら、同時にお客の相手もしている男はとても忙しそうだ。
男のお店のお惣菜はどれもこれも美味しそうに見える。もし、自分が炊飯器を持っていて、白いご飯を用意できるのなら、迷うことなくここで晩ご飯を買っていただろう。でも、旅行者である僕にはその用意は難しい。僕はじっと男が忙しそうに立ちまわっているのを眺めるだけだった。
2007年2月 人びと 台湾 | |
食べ物 食べ物の屋台 男性 市場 台北 |
No
734
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年02月14日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V