夜市を後にして、ヤンゴンのダウンタウンへと舞い戻ってきた。すっかり暗くなっていたけれど、道を歩いている人は多い。ダウンタウンは日が暮れた後も賑わっていて、人通りが多いところには屋台が出ている。市内で営業していた屋台は、市当局により強制的にさっきまでいた夜市に移動させられたような話を耳にしたけれど、そんなことはなかった。まだまだダウンタウンで商売している屋台も多い。
屋台で売られているのは食べ物が多く、様々な料理が売られていた。ミャンマー料理はバラエティに富んでいるのだ。写真の女性が作っているのはミャンマーでモンピャータレッと呼ばれるもの。いわゆるドーサの一種のようだ。この国はバングラデシュとタイに挟まれている。そのためタイ料理もインド料理もミャンマー料理に影響を与えている。
そういう視点で見てみると、モンピャータレッはインド発祥のドーサの影響を受けたクレープのような料理だ。この辺りは昔から文明の交差路だったのだろう。よく見てみると、モンピャータレッを作っている女性もインド系の顔立ちをしていた。
2018年10月 ミャンマー 人びと | |
食べ物の屋台 紫 笑顔 女性 ヤンゴン |
No
10772
撮影年月
2018年9月
投稿日
2018年10月23日
更新日
2024年01月29日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA