道路の脇に大勢の露天商たちがいて、様々なものが売られている。果物を売っている人もいれば、日用品を売っている人もいる。そのようなヤンゴンの街角で最も存在感を放っているのは食べ物の屋台だ。あちらこちらに出ている食べ物の屋台で色々な種類の料理が売られている。煮込み料理を出す屋台もあれば、炒め物の屋台もあり、麺類を提供する屋台も出ている。
写真のテーブルも路上に出ていた屋台のものだ。テーブルの中央に鍋が備え付けられていて、周囲に肉が刺してある串が並べられている。ここは「ウェタードウットー」という豚肉やモツの串揚げを出す屋台だ。ミャンマーでは串揚げの屋台をよく見かける。売られているのはウインナーだったり、団子状になった魚だったりするけれど、ここは豚のモツの串揚げを出す屋台のようだ。
テーブルの端にモツの塊が置かれていて、串が鍋の周りに並べられている。いつでも食べられるようになっているのだけれど、ここには誰もいなかった。客はおろか店主もない。近くに出ている屋台には客の姿があって賑わっているのに、この屋台だけが静かさに包まれていた。
2019年9月 食べ物 ミャンマー | |
食べ物の屋台 浅い鍋 串 ヤンゴン |
No
11188
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年09月10日
更新日
2023年10月31日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA