お店が立ち並んでいる白蘭市場を地元の人たちに混じって歩いていた。グーグルマップによると、ここは「伝統市場」というカテゴリーに入っている。確かに小さなお店が集まっているし、商品は対面販売だからそう呼ぶのにふさわしい。でも、その一方で伝統的じゃない市場とはどのようなものを指しているのかが気になってしまう。単純にスーパーマーケットみたいなものが当てはまるのだろうか。
午前中だというのに、日差しはもう強かった。どのお店も庇のテントを道に向かって伸ばしていた。大きな影が路上にできていたので、日が当たっているのは道路の中央部分だけだった。日向と日陰の入り交じる道を眺めていると、赤い傘を差した女性が現れた。女性は市場を歩いているのにもかかわらず、売られているものには興味が無いようだ。店先の商品には一瞥することもなく、道路の真ん中にできている日向の中をスイスイと歩いていた。
2019年11月 町角 台湾 | |
市場 買い物客 台北 傘 |
No
11283
撮影年月
2019年7月
投稿日
2019年11月17日
更新日
2023年10月06日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
ZEISS BATIS 1.8/85