混雑した道を歩いているうちに、果物店へやって来ていた。様々な果物が店頭に並べられている。ドラゴンフルーツもあるし、グアバも並んでいる。南国であるバンコクで、これらの果物は珍しくない。目を引いたのは、バンコクではあまり見かけないものも売られていたこと。南国の果物と並んで桃が売られていたのだ。
日本では珍しくない桃は中国が原産で、タイでは生産されていない。バンコクで見かけるのは珍しい。タイの気候は桃を栽培するには暑すぎるのだろう。世界最大の桃の生産国は原産国でもある中国だから、これらの桃も中国で栽培されたものだろう。リンゴと同じだ。生まれ育った故郷から遠路はるばるやって来て、バンコクの店先に並べられている。リンゴほど見かけないのはタイ人にまだ馴染みがないからに違いない。
見たところ、ここでは桃は高級フルーツとして扱われている。他の果物がむき出しのままテーブルに山積みになっているのに対し、桃は傷まないようにひとつひとつ保護ネットに入れられていた。
2020年1月 人びと タイ | |
バンコク 果物 青果店 買い物客 |
No
11370
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月23日
更新日
2023年09月14日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III