屋台でタイのソーセージが売られていけれど、サイグローグ・イサーンは売られていなかった

バスはチャイナタウン行きではなかったのでサンペーン市場の近くで降りて歩いていた僕は、せっかくだからサンペーン市場を歩いてからチャイナタウンへ向かうことにした。

市場に入ると狭い道にびっしりとお店が立ち並んでいる。ここは雑貨がメインの市場で、店頭に細々としたものが陳列されている。小物が好きな人なら、堪らないに違いない。でも僕が惹きつけられたのは雑貨ではなく、屋台で売られていた食べ物だった。

市場には必ずと言っていいほど食べるところがあって、サンペーン市場も雑貨商が密集している中に食べ物を売る屋台が出ている。買い物するのはお腹が減る行為なのだろう。

写真のテーブルはそんなサンペーン市場に出ていた屋台のものだ。テーブルの上にコンロで焼かれたソーセージが並んでいる。どれもこれもこんがりとしていて美味しそうだ。よく見てみると、サイ・ウアと呼ばれるものやナエムと呼ばれるソーセージは売られているけれど、有名なタイ北東のイーサーン地方発祥の発酵ソーセージであるサイグローグ・イサーンは売られていないようだった。食べてみたかったのに残念。

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