地下鉄三田駅のすぐ近くにある大きなオフィスビルにやって来た。日比谷通りを挟んで反対側にも大きなビルが建っていて、横には学校があり裏手にはマンションが立ち並んでいる。24階もあるオフィスビルで大勢の人が働いているにもかかわらず、近場で食べるところがあまりないような印象を受けるビルだ。
このような立地にあるオフィスで働くとランチ難民になってしまうのではないだろうかと心配になってしまう。オフィスがどんなに近代的でオシャレであっても、ランチがコンビニの弁当ばかりになってしまうような環境は嫌だ。
そんな僕の心配をよそに、オフィスビルの地下にはちゃんとレストラン街があってちょっと安心。このオフィスビルで働いている人すべてが一度に押し寄せたら、とても入りきれないけれど、何もないよりずっといい。
レストラン街の横にはパティオも設けられていた。中央に噴水が設けられていて、どことなく南欧を思わせる。ビルの端っこであまり人が来ないような場所にお金が掛けられているのを見ると、バブルの残り香を感じる。このビルが竣工したのは1995年。バブル経済は崩壊してしまっていたものの、まだバブルの余韻が残っていた時期なのかもしれない。
2021年9月 町角 東京 | |
噴水 芝 階段 石畳 |
No
12045
撮影年月
2021年3月
投稿日
2021年09月30日
更新日
2023年08月17日
撮影場所
芝 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III