結婚式が始まろうとしていた。新郎新婦と参列者が建物から出てきて、列を作って式の行われる拝殿へと向かっていた。列の先頭には神職と巫女がいる。拝殿へと進んだ後は、そこで結婚の報告を神様の前で行うのだ。
和服を纏って、神職と一緒に行う神前結婚式は一見すると長い歴史を持っているように見えるけれど、実はそれほど古くから行われているものではない。たかだか100年ほどの歴史しかないものだ。後の大正天皇が行った結婚式にならい、同様の神前結婚式を挙げたいという民間の要望に応える形で、1901年くらいに東京大神宮が始めたものなのだ。
2015年9月 人びと 東京 | |
原宿 巫女 明治神宮 神職 神社 |
No
9489
撮影年月
2015年9月
投稿日
2015年09月16日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
原宿 / 東京
ジャンル
スナップ写真
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL