明治通りを跨ぐように造られている銀座線の渋谷駅と並ぶようにして、スクランブルスクエアとヒカリエを繋ぐ連絡通路もまた明治通りの上に架けられている。せっかく並べて架けられているのだから、連絡通路から銀座線の渋谷駅の様子が見られるようになっていたら、もっと楽しいのにとこの連絡通路を歩く度に思う。残念ながら連絡通路の上から渋谷駅のプラットホームの様子は窺えないのだ。
それにしても渋谷駅周辺は複雑だ。迷宮のような地下通路だけでなく、地上の通路だってわかりにくい。階段を登ったり下ったり、通路を右に曲がったり左に曲がったりすれば井の頭線の改札からヒカリエまでずっとペデストリアンデッキ伝いに移動できるけれど、分からない人も多いのではないだろうか。
井の頭線の改札から、ペデストリアンデッキ伝いにヒカリエに向かうと、最後に渡るのが写真の連絡通路だ。このスクランブルスクエアとヒカリエを繋ぐ連絡通路は大きなガラス壁になっていて、日差しが燦々と降り注ぐようになっている。日差しを思う存分浴びさせて、今までの迷路のような複雑な行程をごまかそうとしているようにも思えるけれど、ごまかしきれていないと思う。
2021年12月 町角 東京 | |
廊下 影 渋谷 日差し |
No
12121
撮影年月
2021年10月
投稿日
2021年12月15日
更新日
2023年11月28日
撮影場所
渋谷 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III