紀州徳川家の別荘だったとされる臨春閣の部屋の中は薄暗かった

三渓園に建つ臨春閣の障子
臨春閣の障子
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三渓園には多くの日本家屋が移築されている。臨春閣と呼ばれるこの建物もそのひとつだ。もともとは紀州徳川家の別荘だったとされるものを1906年に三渓園を造った原富太郎が買い取って、こちらに移築したのだという。日本家屋の部屋に足を踏み入れると、障子に囲まれた部屋は薄暗く、障子越しに柔らかな光が差し込んでいた。

世が世なら将軍を排出するような御三家の紀州徳川家が所有していた別荘が実業家の手に渡るなんて、時代の移り変わりを象徴しているような気がした。

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2006年2月 神奈川 静物
障子 日差し 横浜

PHOTO DATA

No

326

撮影年月

2006年1月

投稿日

2006年02月10日

更新日

2022年12月09日

撮影場所

横浜 / 神奈川

ジャンル

建築写真

カメラ

CANON EOS 1V

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