小網町という名は、かつてはこの辺の一角に漁網を一張干しておく風習があったことに因んでいるようだ。すぐ近くの日本橋には魚河岸があったくらいだから、漁師が大勢居を構えていても何の不思議はない。でも、それは昔のことで、今の小網町を散策しても漁網はおろか漁師の存在を感じさせるものは何も残っていない。道には大きなオフィスビルが立ち並んでいる。
この日は休日だったので、町は静まり返っていた。強い日差しがビルとビルの合間から差し込んできていて、反対側の歩道をも照らしている。目をやるとちょうど影と影の間を人影が歩いているのが見えた。
2016年2月 町角 東京 | |
日本橋小網町 影 日差し |
No
9652
撮影年月
2015年12月
投稿日
2016年02月17日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
日本橋小網町 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL