食堂の中で料理が出てくるのを待っていた。お腹が減っていた。天気の良い日で、ガラス戸からは強い日差しが店内に差し込んでいる。ガラス戸の格子はシルエットになっていて、その影がくっきりと床に落ちている。
扉の外にはベンチが設置されているのが見えた。店の外で待つ人のためのものなのだろうけれど、今は誰も待っていない。ただ灰皿がポツンと置かれていた。料理が出てくるまでの間、何もすることがないので、僕はじっと灰皿を見ていた。灰皿もやはり常滑焼なのだろうかと考えながら。
2005年9月 愛知 町角 | |
扉 格子 影 シルエット 日差し 常滑 |
No
166
撮影年月
2005年8月
投稿日
2005年09月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
常滑 / 愛知
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V