人混みの中の比丘尼

人混みの中を歩く比丘尼たち
ミャンマーのヤンゴンで撮影 オザワテツ

人混みの中をピンクの袈裟を着た比丘尼たちが歩いていた

ヤンゴン中心部の混雑している道を歩いていた。大勢の歩行者たちが僕と同じように歩いている。人混みの中を地元の人たちに紛れて歩いていると、向こうから比丘尼たちが歩いてくるのが見えた。比丘尼たちはみな坊主頭で鮮やかな袈裟を纏っているので、人混みの中にいても否が応でも目立つのだ。

比丘尼たちは道に並ぶお店も屋台にも人にも目をくれることなくスタスタと歩いていた。その様子から、比丘尼たちも他の地元の人たちと同じように町の中心部に何かしらの買い出しにやって来たのだと思った。実際、先頭を歩く比丘尼は何かを買ったようでビニール袋を手に歩いている。でも、よく見てみると、比丘尼はそれぞれが自分の托鉢用の鉢を小脇に抱えている。呑気に繁華街を歩いているだけのように見えて、いつ何時でも托鉢を開始できるような状態でもあるようだ。

それでも比丘尼たちは托鉢を開始する素振りは見せなかった。ここでは托鉢をしないつもりのようだ。ここは彼女たちが托鉢する縄張りではないのかもしれない。そんなことを考えているうちに、比丘尼たちは僕の脇をすれ違ってどこかへ歩き去って行った。

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比丘尼とは何?

仏教における女性の出家修行者。男性の比丘に対する。仏教の尼僧。パーリ語のビックニーbhikkhunīの音写。サンスクリット語ではビクシュニーbhikunīという。語尾のニーは女性形を示す。かつてインド(のみならず、世界のどこにも)に女性の出家者は存在しなかったが、釈迦(しゃか)の養母が切願して出家したのが比丘尼の最初といわれ、以後しだいに増加した。

"比丘尼", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2020-08-26)

ヤンゴンってどこ?

PHOTO DATA

No

11170

撮影年月

2018年9月

投稿日

2019年08月30日

撮影場所

ヤンゴン / ミャンマー

ジャンル

ストリート・フォトグラフィー

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA

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