ムンバイ(インド)
見事な白髪の男がペンチを手にして道端に腰を下ろしていた
道端に荷が満載されていた荷車がいくつも停められていた
細い路地から勢いよくバイクが出てきた
眉間にビンディを付けた男が路上で辻説法みたいなことをしていた
閉められたシャッターの前で青年が携帯電話で通話していた
何を売っているのか分からなかったけれど、お店は繁盛していた
ムンバーデーヴィー寺院前で屋台を営んでいた男が親指を立ててくれた
寺院の出入り口の横にお供え物を売るお店があった
トラックで運ばれてきたタマネギを男たちが荷下ろししていた
仕事を待つ労働者たちが台車の上で寝ていた
回転する大きなヤスリで、男がハサミの刃を研いでいた
通りかかったトラックの運転手が親指をピンと立ててくれた
カメラに惹きつけられた子どもたちが笑顔でポーズを決めた
男の子が歩道に止めたバイクのサドルで寝ていた
サトウキビジューススタンドの写真を撮っていた僕に女性は興味を示してきた
ムンバイの街角にはチャイスタンドも多いけど、サトウキビジュースのスタンドも多い
駅から走り去る電車の乗降口に立つ女の子がドアノブを掴みながら外を眺めていた
郊外列車は車掌室の扉もまた閉まらないのだった
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅に停車していた電車に男が乗り込んでいった
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の入口は教会の入り口のように重厚だった
男は道端でタバコとパーンとグトゥカーを売っていた
フォート地区にあるキオスクでは携帯電話のケースが売られていた
鉄道駅とは思えないほど立派な駅舎は世界遺産に登録されている
反対側に向かう電車の扉もやはり開いている
駅の手前で停止していた電車の車窓から眺めていたら、反対方向の電車がやって来た
駅に着く前に勝手に降りたのか、線路脇を男たちが歩いていた
乗客が電車から我先にと降りてきていた
金網で覆われた車窓越しに子どもたちが外を見ていた
プラットホームでは大勢の人が電車を待っていた
幼い兄弟が電車が来るのを今か今かと待っていた
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