島原駅の雰囲気は長閑だった。ローカル列車だからあまり列車の本数も多くはない。僕はプラットホームでその数少ない列車が来るのを待っていた。本当に列車が来るのか心配になるような静かなプラットホームにも、列車の時間が近づいてくるにつれて、地元の人たちもポツポツとプラットホームにやって来た。
その中におばあさんがいた。おばあさんもプラットホームに来るために線路の上を渡っている。線路を横断する通路の脇には大きな丸い鏡が掛けられていた。そして、そのミラーの中におばあさんが乗ろうとしている電車が写り込んでいた。
2007年6月 町角 長崎 | |
鏡 プラットホーム 鉄道 島原 駅 列車 |
No
934
撮影年月
2007年3月
投稿日
2007年06月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
島原 / 長崎
ジャンル
鉄道写真
カメラ
CANON EOS 1V