嘉義の公園で男がシャンチーと呼ばれる中国将棋を指していた
嘉義の町を歩いていると小さな公園に出た。芝生が敷き詰められている公園はとても静かで、寛いでいる人の姿はほとんどない。せっかくの緑も、地元の人の憩いの場にはなっていないようだった。
そんな公園の片隅に置かれていたベンチにふたりの男が向かい合って腰を下ろしていた。お互いに前かがみになっていて、ちょっと不自然な姿勢だったので、近寄ってみるとふたりの間に盤が置かれていた。ふたりはシャンチーと呼ばれる中国将棋に興じているのだった。
ひとりの男は水が入った大きなペットボトルを持ってきているので、ここで長居するつもりなのだろう。盤面を見ると、駒が少なくなっている。勝負は佳境に差し掛かっているようだ。
のどかな公園の雰囲気とは裏腹にふたりの顔は真剣だ。勝負にこだわっているだけでなく、お金も絡んでいるのではないかと思ってしまうような表情だった。
| 2017年5月 人びと 台湾 | |
| 帽子 チェス 嘉義 ゲーム 男性 中国将棋 |
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PHOTO DATA
No
10147
撮影年月
2016年9月
投稿日
2017年05月19日
更新日
2024年12月06日
撮影場所
嘉義 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA
