道端にある公園でチャンギに興じている人びとがいた。チャンギとは日本の将棋のような2人で行うボードゲーム。朝鮮将棋ともいう。将棋と同じく紀元前の古代インドで考案されたチャトランガというゲームが起源とされ、つまるところ将棋とは兄弟のようなゲームだ。
ソウルを歩いていると、街角にある公園で朝鮮将棋か碁に興じている人をよく見かける。日本にも将棋に興じる人びとはいるものの、愛好者が集まるのは将棋クラブや囲碁クラブが多く、公園などの屋外で将棋を指していたり、碁を打っている人を見かけることはほとんどない。ソウルでは公園の一角に同好の士が集まるのが一般的なのだろか。
将棋盤の横に立って、男たちが盤上の駒を動かすのを眺めていた。しばらくすると男は駒を掴んで前に動かした。日本の将棋と兄弟関係にあるとはいえ、駒の動かし方が同じなのかどうか分からない。他人が指しているのを見て、動かし方を学ぼうと思ったけれど、それは無謀な試みだった。
2008年10月 人びと 韓国 | |
チェス 指 ゲーム 手 ソウル |
No
2102
撮影年月
2008年6月
投稿日
2008年10月14日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ソウル / 韓国
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM