クロントゥーイ市場へやって来た。ここはバンコク有数の規模を誇る市場だ。先日訪れたチャトゥチャック市場も大きいけれど、あちらはお土産を売る、どちらかと言えば観光客向けの市場なのに対し、こちらはがっちり地元の人向けの市場だ。ここでは骨董品や土産物は売られていない。店頭に並んでいるのは食材ばかりで、バンコク市民の胃袋を支えている市場だ。ちなみにここに来たのは2年振りだ。
このようなローカルな市場で売られているものや働いている人びとを眺めるのは楽しい。早速、歩道橋を渡って市場の入口へ進んでいく。最初に目に入ってきたのは果物店だった。店先のテーブルはみかんで埋め尽くされている。でも、どのみかんもまだ青々としていて、日本人の感覚ではまだ食べるのには熟していない。日本ではみかんはオレンジ色をしていると相場が決まっている。
にもかかわらず、大量のみかんの前に立つ女性は熱心にみかんを吟味している。どれが美味しいのか見当を付けているようだ。このみかんは日本で見かけるのと種類が違うのだろう。青々としていて熟していないように見えるけれど、実際にはもう食べごろなのかもしれない。
2020年2月 人びと タイ | |
バンコク 籠 青果店 クロントゥーイ市場 市場 オレンジ 女性 |
No
11394
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年02月09日
更新日
2023年09月12日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA