新宿アイランドタワーの前に大きなLOVEが置かれている。高さも奥行きもある立体のLOVEは、ロバート・インディアナというアメリカのアーティストの作品だ。
もともとはニューヨーク近代美術館のクリスマスカード用に作成されたデザインで平面的なものだったのを、初めて立体化されたのは1970年のインディアナポリスのLOVEなのだそうだ。その後、このデザインには様々な手が加えられ、世界中で同様の彫刻が多様なヴァージョン、色使いで制作され続けているのだという。新宿にあるのはそのひとつだ。
夜になると立体のLOVEは照明で照らされていて、暗闇の中でも目立つようになっている。まるで、それは先の見えない暗闇の中にも愛が存在していることを教えてくれているかのようだ。
このアート作品と違って現実世界の愛には形がないから、視野の効かないところでは見つけにくいこともあるかもしれない。でも、諦めずに探し続けたら必ずや見つかると信じたいところだ。
2005年1月 静物 東京 | |
作品 赤 新宿 |
No
13
撮影年月
2004年12月
投稿日
2005年01月02日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
新宿 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V