神社仏閣を訪れた時にすることと言えばおみくじを引くことだろう。参拝した際におみくじを引く人は多い。小銭を出して自分のちょっとした未来を知りたいと思うのだ。もちろん、おみくじに具体的なことは書いていない。ほとんどの場合は、ぼんやりと吉兆が書かれていて、自助努力を求められる。それでも引く人が多いのは少しでも不安を解消したいからだ。
寒川神社の一角に読み終えたおみくじをくくりつける紐が用意されていて、横木からぶら下がっている紐に用済みのおみくじをくくりつけるようになっていた。境内のあちらこちらで好き勝手におみくじをくくりつけられたら面倒なので、ここにくくりつけるようになっているに違いない。ここでもおみくじを引く人は多いので、どの紐にもびっしりおみくじがくくりつけられていた。まるでおみくじのカーテンのようだ。ちょっと離れたところからそのカーテンを眺めていると男が現れて、おみくじをカーテンに追加していた。このようにしておみくじのカーテンはどんどん厚くなっていくのだ。
2019年10月 町角 神奈川 | |
バック・ショット おみくじ 寒川神社 寒川町 神社 |
No
11236
撮影年月
2019年5月
投稿日
2019年10月14日
更新日
2023年10月17日
撮影場所
寒川町 / 神奈川
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
EF85MM F1.2L II USM