お寺の入り口には立派な山門が佇んでいた。門は開いていて、誰もが入れるようになっているのだけれど、僕のようにフラフラと入ってくる人はいない。山門は木陰の中で一人寂しく来訪者が来るのが待っているのだった。
そして、誰も来ることがなくとも、来る日も来る日も山門は空いているのだろう。なぜなら、それが努めだからだ。世の中には、このように誰のためになるのか分からないくても、人知れず行わなければならない仕事って、結構あるような気がする。
2006年3月 建築 千葉 | |
門 佐原 寺院 |
No
368
撮影年月
2006年2月
投稿日
2006年03月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
佐原 / 千葉
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V