園児たちが川沿いの道をワゴンで運ばれていた
佐原には古い町並みが残っている。かつて水郷として栄えたこの町には、その時の町並みが今でも残っている。町の中心に小さな川が流れていて、僕はその川沿いを歩いていた。川の両脇には古い家屋や立派な蔵が立ち並んでいる。
ふと反対側の川岸に目を向けると、園児たちが歩いているのが見えた。正確に言うと歩いていたのではない。ワゴンに乗せられて、どこかへ運び去られていた。ワゴンに載せられた園児たちは、自分の足で歩いていないのに移動できていてご機嫌だ。
僕が幼かった頃は、このようなワゴンは無かったような気がする。少なくとも僕は乗った記憶はない、ワゴンに乗せて運ぶのは、保育士にとっては楽だし、園児にとっては楽しいに違いない。園児たちの楽しげな声が僕のところまで聞こえてきた。
| 2006年3月 千葉 人びと | |
| こども 幼稚園 佐原 ワゴン |
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PHOTO DATA
No
365
撮影年月
2006年2月
投稿日
2006年03月21日
更新日
2021年06月21日
撮影場所
佐原 / 千葉
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
