トルコのイスタンブールで撮影。
写真の塔はガラタ地区に聳えるガラタ塔。丘の上に建っていて、遠くからでもよく見える。金角湾に立つこの塔はこの町のランドマークでもあるのだ。でも、いざ近づこうとすると事情は異なる。細い路地を歩いていると、塔の姿はどこにもなく、どちらに向かって歩けば良いのかよく分からなくなってしまうのだ。ウロウロと路地を彷徨っていると、突如として古い建物の間にその姿を現した。
ちなみにこの塔は、トルコ人がこの辺りを支配する前に建てられたものだ。イスタンブールがまだコンスタンティノープルと呼ばれていた時代の話だ。