商店街の入口では僧侶が辻立ちをしていた。托鉢の鉢を手にして道端に立っている。とげぬき地蔵の近くなので、やはり曹洞宗の僧侶なのだろうか。ここは人通りが多く、大勢の人が行き来しているのだけれど、僧侶の前に立ち止まる人はほとんどいない。
それでも、僧侶はへこたれているようには見えなかった。これぐらいでへこたれるくらいでは辻立ちなんて出来ないのだろう。東南アジア諸国と違って、日本では僧侶はそれほど敬われないから、托鉢するのにも忍耐力が必要に違いない。
2005年10月 町角 東京 | |
托鉢 編笠 僧侶 巣鴨 |
No
217
撮影年月
2005年9月
投稿日
2005年10月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
巣鴨 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V