清澄庭園の中心には大きな池が配置されている。この庭園を完成させたのは三菱財閥の岩崎弥之助のようだが、大名庭園の形式に則っているように見える。明治になって西洋からあらゆるものが入ってきたけれど、個人の庭園は昔ながらの形式で造園されていることが多い。表面的には西洋一色になっても、個人がやすむところはやはり和式でないと落ち着かなかったのかもしれない。
池の畔を歩いていると、木の上に白鷺が止まっていた。池の中にいる魚を食べに来たのだろう。それにしても、東京で白鷺を見かけるのは珍しい。それだけ、ここは自然が豊かで食べるものが多いということなのだろう。白鷺は首を真っ直ぐに伸ばして、次に何を食べようか思案しているように見えた。
2017年10月 動物 東京 | |
鳥 清澄 公園 木 |
No
10299
撮影年月
2017年5月
投稿日
2017年10月02日
更新日
2024年06月28日
撮影場所
清澄 / 東京
ジャンル
動物写真
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA