写真のエプロンを掛けた男は肉屋だった。薄暗い市場の中で忙しそうに働いている。眼の前に置かれたまな板の上には肉片が載せられていて、男の掛けているエプロンは血まみれだ。薄暗さがこの場をおどろどろしい雰囲気している。まるでホラー映画のワンシーンを見ているかのようだった。
そのような状況の中でも、男の笑顔は柔和だった。カメラを向けている間、ずっと僕に微笑みかけてくれていた。でも、男は仕事の手を緩めることはなかった。
2009年3月 マレーシア 人びと | |
エプロン 肉屋 ナイフ 市場 ペナン島 |
No
2618
撮影年月
2008年12月
投稿日
2009年03月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ペナン島 / マレーシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM