口髭を蓄えた男は肉屋で、自分の店で働いていた。店内には多くの肉の塊がぶら下がっている。でも、残念ながら僕の好きな豚肉はない。ここはイスラム教が国教の国だ。ここでは、トロトロの角煮を食べることは出来ないのだ。それはそうと、肉屋の男は陽気で、なおかつ暇そうだった。カメラのレンズが自分に向けられていることに気がつくと、煙草をくわえたまま急いで肉を切る振りをしてくれた。そして、笑っている。
よっく見てみると、壁の上の方にはハタミ大統領のポスターが貼ってあった。
2005年7月 イラン 人びと | |
肉屋 煙草 男性 肉 ラシュト |
No
122
撮影年月
2000年11月
投稿日
2005年07月21日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ラシュト / イラン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS KISS