乗り込んだフェリーはあっという間に対岸に着いた。地元の人に混じってそそくさとフェリー乗り場から外に出ると、僕は目指している駅を探す。でも見渡しても駅らしき建物は見当たらない。地元の人に訊くと、駅はフェリー乗り場近くから続く商店街の先にあるらしい。言われるままに商店街の中へと入っていくと、道の両脇に生鮮食品を売るお店が立ち並んでいた。店頭に並べられている商品を眺めつつ、商店街をどんどん進んでいく。
そのうちに干物の魚を売っているお店の前を通りかかった。店先には丸くて大きい笊のようなものが置かれていて、干物の魚が並べられている。おそらくプラーニンという魚だ。笊の横に男の子が腰を下ろしていた。おそらくはお店の子なのだろう。店番をしているようだ。カメラを向けると、楽しそうにピースサインをしてくれた。市場に行くと、このような魚の干物を必ずとって良いほど見掛ける。それくらいこの辺りでは一般的なもののようだ。でも、屋台で食べる時にこの魚が出てきたことはないような気がする。家庭料理では一般的な食材なのかもしれない。
2018年7月 人びと タイ | |
男の子 魚 マハーチャイ ピースサイン 笑顔 |
No
10666
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年07月27日
更新日
2024年02月07日
撮影場所
マハーチャイ / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA