帽子をかぶった女性がマハーチャイの露店で働く女性の髪を結っていた

大勢の人がマハーチャイの商店街で働いていた。商店街は賑わっているとはいえ、働いている人全員が忙しそうに立ち回っているわけではない。ほとんどの人は店先に腰を下ろして客が来るのを待っているのだ。生鮮食品を入れた容器を並べて、その脇でのんびりと客が買い求めに来るのを待っているスタイルなのだ。このようなのんびりしたスタイルは南国の雰囲気にマッチしている。

しかしながらこのようなスタイルにも欠点がある。客が来ない限り特にすることがないのだ。観察していると、大抵の場合、暇な人はスマホで動画を見たり、隣のお店の人とお喋りしたりしてやり過ごすことが多いようだ。そのような中、写真に写っているぽっちゃりした女性は他の人と違う方法を実行している最中だった。この暇な時間に髪の毛の手入れをするとう名案を思いついたのだ。店先に腰を下ろした女性は、客が来たらいつでも対応できる状態のままで髪の毛の手入れをしてもらっている。このような出張サービスがこの辺では一般的なものなのかは分からない。いずれにしても効率的な時間の過ごし方に見えた。

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