夕暮れ時だったので、マハーチャイのお店が立ち並んでいる通りは買い物客で賑わっていた。大勢の地元の人が食材を買いに訪れている。いそいそと買い物をしている人たちを眺めていると、ふと疑問が頭に浮かんだ。タイを含む東南アジア諸国では、外食が一般的だとよく言われる。でも、どの市場に行っても夕飯の材料などの食材を買い求めに来ている人は多い。これはどういうことなのだろう。この状況を鑑みるに、タイの人も思っている以上に自宅で料理をしているような気がする。
写真の家族連れも食材を買いに来ているようだ。お父さんはバイクに跨っていて、横に可愛らしい赤ん坊を抱えたお母さんが立っていた。お母さんはちょうど買い物を終えたばかりのようで、食材の詰まったビニール袋を持っている。そして、そのビニール袋をお父さんのバイクに載せていた。赤ちゃんは赤ちゃんであんぐりと口を開けてお母さんの所作を見ている。よく見てみると、お父さんのズボンのポケットからぶら下がっているのはドラえもんのぬいぐるみだった。
2018年7月 人びと タイ | |
家族 マハーチャイ バイク |
No
10668
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年07月29日
更新日
2024年02月06日
撮影場所
マハーチャイ / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA