セントラルワールドには外国資本のお店が並んでいる。もちろん、中には日本のお店もある。日本のデパートもあれば、日本の衣料店も、日本発祥のフランチャイズチェーンもあるのだ。驚いたのは、サンマルクカフェもあったことだ。正直なところ、あまり美味しい珈琲を出すというイメージはない。チョコクロでタイを攻めようと思っているのかもしれない。あとは本好きとしては紀伊國屋書店が気になる。サイアム・スクエアにある紀伊國屋書店では日本語の本も売っている。常時10万程度の日本人駐在員がいるバンコクでは日本語の需要が一定数あるのだろう。20年くらい前に来たときよりも売り場が小さくなっているように見えたのが気に掛かるけれど。日本で見慣れたお店を異国の地で見るのはそれなりに楽しいけれど、それは僕は旅に求めていることではない。見れば見るほど日本にいるような気がしてきて、旅行気分が薄れてしまうような気がする。
そういう意味では、セントラルワールドのあちらこちらに置かれているアート作品はいい。タイらしさはあまりないけれど、日本らしさはもっとない。写真の大きな物体もセントラルワールドの一角に置かれていたアート作品だ。屋台の前で大きく目を見開いている。屋台で働いている人は客と向かい合う度にこの大きな顔が目に入ることだろう。奇妙な雰囲気を味わいながら働いているに違いない。
2018年8月 町角 タイ | |
作品 バンコク 頭 鼻ピアス ピアス 出店 |
No
10696
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年08月18日
更新日
2024年02月04日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA