西新宿(東京)
西新宿の高層ビル群はかつて掘り下げられた貯水池の底を基準にして建てられている
日本橋堀留町(東京)
日本橋堀留町にある三光稲荷神社には迷い猫が家に帰ってくるという霊験があるらしい
東京都写真美術館(恵比寿)
東京都美術館や東京都現代美術館と比べると東京都写真美術館の存在感は薄い
霊雲寺(湯島)
コンクリート製の寺院が増えたのは関東大震災のためだ
かもめブックス(矢来町)
出版社の経営する本屋はなくなったけれど、校正会社の本屋は営業を続けていた
西新宿にひとつ高層ビルが増えるらしい
角川武蔵野ミュージアム(所沢)
ところざわサクラタウンに建つ角川武蔵野ミュージアム
銀座(東京)
いくつになっても知っていそうで知らないことは多い
TERRADA ART COMPLEX II(東品川)
TERRADA ART COMPLEXのホワイトキューブは宇宙船のようだ
両国(東京)
総武線の高架脇にできた陽だまりを歩く女性
丸の内(東京)
東南アジアを旅して感じるのはランニングしている人が多いほど、その町が豊かであるということ
高島平(東京)
高島平団地は64棟もの集合住宅が立ち並び、住人は1万6000人を数えるという巨大な団地だ
銀座メゾンエルメス(銀座)
銀座メゾンエルメスのガラスは分厚く外から中の様子が見えそうで見えないという絶妙の塩梅になっている
北野天満宮(京都)
太宰府天満宮と並んで北野天満宮は天神信仰の元締めみたいな存在だ
京都御苑(京都)
小雨の降る京都御苑は人の姿もほとんどなく閑散としていた
北小路(京都市)
北小路は目立たない路地だけれど、京都が平安京と呼ばれていた時代からある古い路地だ
ジャカルタ(インドネシア)
背の高い壁に挟まれていて閉塞感のある路地だった
どこにでも自由に出入りできるのは猫の特権だ
ジャカルタでは住宅街など下町を除いてこのベチャという人力の乗り物は走ってはならないことになっている
壁があると何かを描きたくなるのはアメリカでも日本でもインドネシアでも同じのようだ
金徳院(ジャカルタ)
東南アジアにある中国寺院にはお堂の中にいくつも祭壇が設けられていることが多い
旧バタビアはジャカルタの旧市街とはいえ、町の全てが旧態依然としている訳ではなく、というより、ほとんどの場所は至って普通の町並みだ
代官山アドレス(代官山)
外の様子が写り込んでいるガラス戸の中へ入っていくのを眺めていると、鏡の世界に入っていくようだった
王宮(バンコク)
バンコクの王宮の壁にはスペードのような物体が並んでいる
渋谷パルコ(渋谷)
渋谷パルコの仮囲いにAKIRAをモチーフにしたアートワークが描かれていた
初台(東京)
読書する人のための喫茶店は、世間話をするのも許されない
中の様子が見えそうで見えず、人影が動いているのがなんとなくわかるだけなのはチラリズムだ
渋谷駅(渋谷)
岡本太郎の壁画を眺める人は少ないけれど、渋谷のスクランブル交差点を眺める人は多い
バンコク(タイ)
一箇所だけトタン板がめくれていたところをのぞくと、プラスチック製の盥と籠が無造作に置かれていて赤ちゃんが遊んでいた
ポーンプラープ区(バンコク)
地元の老人たちが腰を下ろしてのんびりしている横で猫もすっかりくつろいでいた
プラナコーン区(バンコク)
ワット・アルンの境内には船着き場もあって、そこから渡船に乗れば王宮まではあっという間だ
ソンテウ乗場は路地裏でターミナルと呼べる代物はなく、待合室のような場所も見当たらなかった
王宮の塀を男が白く塗り直していた
東京国際フォーラム(有楽町)
壁はまるでキャンバスのようで、女性はキャンバスの中を移動しているようだった
皇居(東御苑)
石垣に使われている石はどれもこれも大きく、揺らやかな弧を描くように積まれていた
江戸時代のほとんどの期間、江戸城には天守閣は無かった
田町(東京)
真っ赤で窓がひとつもない高い壁は街並みの中で目を惹く存在だ
北千束(東京)
壁に書かれたBOOKの文字
大きなガラスの壁と女性
東京オペラシティ(新宿)
分厚い壁と太い柱
裸足
階段
バス停
無精髭
こども
視線