路地に一角に建っている建物の軒下に粗末なテーブルが出ていた。テーブルの向こうにはガラクタが積まれている。発泡スチロール箱も見えれば、プラスチックの椅子も見える。なんだか物置というよりも、ゴミ置き場のような雰囲気だ。そんなテーブルに女性がガラクタの山に背を向けて、足を組みながら就いていた。テーブルには料理の盛られた皿が置いてあって、女性はひとりで静かに食事をしている。ここはどうやら地元の人向けの食堂のようだ。
日本では女性がひとりで外食するのはハードルが高いなんてことも言われたりするけれど、それは日本だけのことなのかもしれない。海外を旅していると、この写真の女性のようにひとりで食事をしている人を見掛けることはそれほど珍しいことではないような気がする。もっとも、タイを含む東南アジア諸国では外食文化が日本よりも進んでいるから、女性でも自然とひとりで外食する機会が多くなるだけなのかもしれないけれど。
2018年3月 人びと タイ | |
バンコク レストラン 女性 |
No
10488
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年03月21日
更新日
2024年03月07日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA