大通りから脇道にそれてバーン・バート近くの住宅街をウロウロしていた。道路脇のちょっとした場所に小さな食堂があった。質素な食堂だ。しっかりとした屋根がある訳でもなく、テントの下にプラスチック製のテーブルが置かれている。屋台に毛が生えたくらいの食堂だった。テーブルの上にはご多分に漏れず、調味料の類が色々と置かれている。タイの食堂では必ずと言っていいほど4種類の調味料が置かれている。砂糖、ナンプラー、粉トウガラシ(プリックボン)、お酢の4種類だ。日本人の感覚では塩が無いのに砂糖があるのに違和感を感じてしまう。いずれにしても、出てきた料理をお好みの味に調整するのがタイ流だ。しかし、これが馴染みのない僕には難しい。かけすぎて味が無粋に濃くなってしまうことが多い。
食堂の脇に立っていると、上半身裸の男の子がやって来てテーブルに就いた。そして、黙々と麺を食べ始めていた。近所からふらっとやって来たような雰囲気で、男の子は気怠そうだ。きっと起きたばかりで機嫌が良くないに違いない。
2018年3月 人びと タイ | |
バンコク 男の子 レストラン 上半身裸 |
No
10497
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年03月29日
更新日
2024年02月28日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA