歩いているとまた他の店の前にやって来た。チャイナタウンの一角にあるこの通りは賑わっていて様々な食材が売られている。売られているのは中華料理の素材ばかりではない。様々な種類の果物も店頭に並んでいるのだった。タイは南国の国だ。トロピカル・フルーツが町の至るところで売られている。
ちょっと覗いたこのお店にも南国のフルーツがテーブルの上に置かれていた。そして、脇に立っている女性がフルーツの果実を剥き取っている。フルーツはあらかた果実を取られてしまっていて原型を留めていなかった。
日本ではあまり見かけない大きさのフルーツだった。ドリアンかとも思ったけれど、きつい匂いは漂っていない。何なのだろう。購入するつもりはないのだけれど、いったん気になり始めると好奇心は止まらない。剥いていた本人に尋ねてみても、返ってきたのがタイ語ではよく分からなかった。仕方がないのでじっと見続ける。すると、これが世界最大のフルーツと呼ばれるパラミツだということに突然気がついた。世界最大と言われるだけあって、食べる果実の部分は沢山取れそうだ。
2020年1月 人びと タイ | |
バンコク 果物 女性 |
No
11372
撮影年月
2019年9月
投稿日
2020年01月24日
更新日
2022年02月03日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III