バンコクの中心部には高級なショッピング・モールが建ち並んでいる。MRTが走る大通りに沿って、文字通り幾つも並んでいて、中にはブランドに疎い僕でさえ知っているような有名ブランドのお店が入っている。眺めていると、タイの経済成長を目の当たりにした気分だ。ASEAN経済の中心地であるバンコクは日々成長しているのだ。
このような感覚はタイの経済発展を感じるのと同時に、日本の活力の無さを痛感する光景でもある。日本国内にとどまっているだけではあまりわからないかも知れないけれど、アジア諸国は猛烈に発展していて、日本との格差はどんどん小さくなっている。実際、中国にはもう抜かれてしまった。タイの発展を見ているとタイに追いつかれるのも時間の問題なような気がしてしまう。まあ、僕が悲観的なだけかもしれないけれど。
プルーンチット通り沿いに建つセントラル・エンバシーという高級なショッピング・モールにも、それに相応しい穏やかな雰囲気が漂っていた。ここを歩いていても、街頭を歩いた時のように怪しい客引きから声を掛けられることもない。ふと、下のフロアに目を向けると、人影がゆったりと歩いているのが見えた。
2019年12月 町角 タイ | |
バンコク 人影 ショッピング・モール |
No
11340
撮影年月
2019年9月
投稿日
2019年12月27日
更新日
2023年09月20日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR III