朝霧の立ち込める朝だった。町の中心部に立つ朝市を見ようと僕は町に繰り出していた。ルアンパバーンにはいたるところに仏教寺院が建っている。朝市が立っているすぐ近くにもやはり寺院があった。
境内を覗くと、朝霧の向こうに小さなお堂が見えた。入口にはオレンジ色の袈裟をまとった僧侶が立っていた。おそらく朝の托鉢から戻ってきたところなのだろう。
他の寺院と同じようにこの寺院の屋根の端にもちょっと変わった装飾が施されている。角のような装飾だ。これはタイの寺院などでも見られる寺院装飾で、インド神話に登場するガルーダという鳥を表しているもの。仏教では仏を背負って三世、宇宙、世界を飛ぶとされている神の鳥のシンボルなのだ
2008年4月 建築 ラオス | |
装飾 入り口 人影 霧 ルアンパバーン 僧侶 屋根 寺院 |
No
1609
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年04月25日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ルアンパバーン / ラオス
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM