寅さんで有名な柴又にある帝釈天の帝釈堂は、建物自体が大きな建物の中に収まっている。帝釈堂の外側に施された木彫りの彫刻を保護するためだ。帝釈堂の外側ではあるものの、建物の内側であるという不思議な彫刻ギャラリーの中に足を踏み入れると、帝釈堂の装飾彫刻をじっくりと味わえるようになっているのだ。
僕もギャラリーの中に入り、彫刻を眺めていると、天女がいる場面を見つけた。この装飾彫刻は説話彫刻と呼ばれるもので「法華経」の説話を木彫りで表現されている。その中に天女が登場する話があるのだろうけれど、僕にはそれがどのような説話なのかは分からない。でもそんな僕の無教養をふたりの天女は気にかけていないようだった。
2008年5月 静物 東京 | |
装飾 神 柴又 寺院 木彫 |
No
1679
撮影年月
2008年2月
投稿日
2008年05月19日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
柴又 / 東京
ジャンル
静物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM