境内は広くあちらこちらにお堂が建っている。写真はこの寺院の本堂である法堂だ。「法堂」と書いて「はっとう」と読むらしい。難読だ。寺院の創建は1202年だが、応仁の乱のほか度々の火災に見舞われていて、創建当時の建物は残っていないようだ。現在の法堂は1765年の建立だという。
他の都市とは違って、京都は第二次世界大戦中に米軍による空爆の対象にならなかった。そのため、多くの歴史的建造物が今でも残っている。もし東京と同じように焼夷弾でも落とされたら、木造のこの町は燃え尽くされてしまったに違いない。
2006年10月 建築 京都 | |
お堂・ホール 京都市 寺院 |
No
583
撮影年月
2006年9月
投稿日
2006年10月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
建仁寺 / 京都
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V