真っ直ぐに続く壁に沿って太くて四角い柱が幾つも並んでいた。太陽の光が柱と柱の間から差し込んできている。ここは東京駅なのに、閑散としていた。この通路を歩く人はあまりいないようだ。ここでは大きな駅の喧騒を感じることは出来ない。大勢の旅行者がこの駅を利用しているのが嘘のようだった。
通路は直線だけで構成されていて、どことなく冷たい感じがしていた。その無機質さを写真に収めようとカメラを構えると、ひとりの人影が突然柱と柱の間から現れた。
2016年6月 町角 東京 | |
人影 柱 八重洲 |
No
9777
撮影年月
2016年3月
投稿日
2016年06月15日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
八重洲 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL